納骨堂
納骨堂について
1:墓との相違点
1)
堂内にある224のBoxが「墓」に相当します。
2)
管理費(年3000円)が納入されている限り、何年でもご利用いただけます。その納入を終了した時点で、Boxはお返しいただくことになります。
収納品は処分し、遺骨は、寺が責任をもって泊山の墓地に合祀します。
3)
お参りに際し、花・ロウソクは不要です。
4)
Box内には、複数の遺骨、写真、位牌など、何でも自由に安置して下さい。ただし、生花や生の食品など、腐敗するものはご遠慮下さい。
また、貴金属等高価なものもご遠慮頂いた方が無難です。
5)
お参りの際には、正面玄関のチャイムを鳴らして、お知らせ下さい。
外側 | 内側 | 飾り付けの一例 |
2:金額
(この建物を建設するに際し、一口20万円の寄付を募りました)
A:一口以上の寄付協力者 基本料10万円+管理費
B:寄付の無かった方 基本料30万円+管理費
C:非維持会員の方 維持会員になって頂き、Bの扱いになります
3:扉と鍵
右扉の下方には、鍵がついています。鍵は差したままでもかまいません。鍵をかけた場合、鍵は極力キーボックスに預けてください。
4:利用の申し込み
1)
Boxの中に、「利用予約書」があります(無い場合は既に予約済み)。 その予約書に住所・氏名を書き、住職に渡していただくと予約完了です。
2)
予約後、一ヶ月以内をめどに、基本料10〜30万円を納入して下さい。
予約には基本料が必要ですが、管理費(年3000円)が発生するのは、納骨後です。
3)
納骨されます方は、お骨をご持参ください。読経のあとでBoxに納めます。
4)
管理費は、2020、2030、2040…年度に、10年分程度を一括請求します。 最終年(合祀年)を想定した、一括納入もよいと思います。
例えば15万円の管理料を頂いた場合、50年間お預かりします。
5:納骨堂Q・A
納骨堂内部には、Box(ここにお骨を収蔵します)が、上下あわせて244あります。
一つの壇に、何体のお骨、位牌、写真を入れてもかまいません。
寺で法事をし、納骨堂に参拝し、茶話会や会食をするとよいと思います。
戸主が遠隔地に定住したり、その家が絶えたりすると、墓は無縁墓になって残り続けます。
納骨堂は、親族と寺との縁が切れた時点で、時の住職が責任を持って泊山(とまりやま)の共同墓に納骨します。
ですから無縁墓になる心配がありません。
年間三千円の管理費は、月に一度のコーヒー代程度の額です。50年分の管理費を前納しても十五万円です。
Q:
まだ、空きはありますか。
A:
上の段は大半が予約されましたが、下の段はまだ余裕があります。
先着順でどのBoxでもお選びいただけますので、雰囲気のいい場所のBoxから順次予約されていきます。
先ず納骨堂に来ていただき、場所を確保することをおすすめします。
Q:
どんな方が、予約されましたか?
A:
・泊山の墓地に納骨はしたが、お参りに行くのに不便なので、お骨の半分は納骨堂に置いて、時々お参りしたい。
・最終的には、泊山墓地の自家の墓に入れるが、三十三回忌まではここに置きたい。
・京都にもっていくよりも、ここのほうが便利でいい。
・娘しかいないので、墓を建てても無縁になる。
・息子はおるが、どこに定住するかわからず、四日市に墓を建てても無縁になる可能性がある。
・新潟にある墓を処分し、先祖の骨をこちらに移し、自分の代で墓は終わりにしたい。
・納骨するまでは管理費がかからないから、基本料を納めて、予約だけはしておきたい。
・墓は建てない主義だ。
・ずっとお経を上げてもらえるので、安心だ。
まあ、様々ですね。
Q:
納骨堂でのお経は?
A:
納骨の際には、簡素なお経を上げます。お骨を仏前に安置して、ちょっとした法要をすることもできます。
少し前のことです。一人暮らしの老人が亡くなったとき、遠方の家族が話し合って、そのご老人の中陰壇をこの納骨堂におき、
ここで中陰参りを勤めたこともありました。とても心温まる雰囲気でした。
Q:
時々お参りしたいのですが。
A:
ご自由にどうぞ。玄関で一声かけてくださればOKですよ。
Q:
花や線香は?
A:
不要です。納骨堂内の仏壇前で焼香し、壇の扉を開けて、お参りしてください。
ご遺族によっては、電子ロウソクをBox内に安置してみえる方もあります。
Q:
駐車場は?
A:
寺の行事と重ならなければ、まず大丈夫。正面から境内に入って駐車してください。
北駐車場も利用できますが、車高の低い車(セダン)に限ります。